2021年のデジタルデザイン・ワークショップは:
A. 有機的な形態のモデリングと3Dプリンティング
B. インフォメーショングラフィックス
がテーマです。Aはライノセラスの新機能であるSubdivision Modeling を使い今までのツールでは出来なかった有機的な形態のモデリングにチャレンジします。Bのクラスではインフォメーショングラフィックスでストーリや情報を、シンプルなグラフィックアイコンなどを使い、表現する手法を学びます。
このワークショプで自分のデザインの表現の幅を広げてみませんか?
講師: 大島ヨウ
Art Center College of Design 准教授。建築修士(Southern California Institute of Architecture)。建築スタジオdeegan day designではプロジェクトマネージャーを担当、主に現代建築に取り組む。Art Center では3D プログラム、モーショングラフィックス、デザインスタジオを担当。個人スタジオAmisoyは建築、グラフィックス、モーション、プロダクトなど様々なジャンルのクロスオーバーのデザインを目指している。
- Art Center College of Design / Associate Professor
- Amisoy Design / Creative Director
- 多摩美術大学 / 非常勤講師
- http://www.tamabi.ac.jp/
Group A 擬音語の3D プリンティング
ライノセラス7の新機能であるSubdivision Modelingを使って、より自由なフォームのモデリングを学びます。「ポロッ!」「バキッ!」などの擬音語をスローモーションでスタディし、その形態をモデリングします。各学生3-5個の擬音語の形態化を3D プリントし、擬音語フォームのライブラリを作ります。
- レクチャー:Nurbs Modeling / Polygonal Modeling / Subdivision
- 演習: Subdivision Modeling
- 動物のモデリング
- 動画解析による形態のスタディ
- 3Dプリンティングのファイル作成
アウトプット
- 擬音語にインスパイアされた形態のモデリング
- 3Dプリントモデル
Group B Information Graphics
情報をシンプルでロジカルなグラフィックに翻訳する技術であるインフォメーショングラフィックスはプロダクトのアイデアを伝えるとても有効な手段です。ピクトグラム、関係性のグラフィックス表現などを学び、映画のストーリーをグラフィックとしてアウトプットします。
- レクチャー:インフォメーショングラフィックとは?
- ピクトグラムの作成
- ステンシルによる自画像の作成
- ナレティブストーリーからグラフィックへの翻訳
アウトプット
- ステンシル自画像
- 映画のインフォメーショングラフィックス
スケジュール
- 4 月 26 日(月) 1 限 A / 2 限 B
- 4 月27 日(火)1 限 A / 2 限 B
- 4 月28 日 (水)1 限 A / 2 限 B
- 4 月 30 日 (金)2 限 まとめ、講評会
*まとめ、講評会は全グループ参加です。